南元町遺跡3次調査
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所在地 | 南元町23番地 |
ふりがな | みなみもとまちいせき3じちょうさ |
種別 | 埋蔵文化財包蔵地 |
年代 | 近世 |
備考 | ※記録保存:発掘調査報告『南元町遺跡Ⅲ』2015国際文化財㈱他 |
概要 | 南元町遺跡は、南元町南東側、港区の赤坂御所近くに位置する。 平成25(2013)年12月から平成26(2014)年5月に発掘調査が行われた3次調査地点は、延宝年中(1673~81)には北西側の台地端の部分は永井伊予守屋敷地、これ以外の低地部分は、伊賀者給地元鮫河橋仲町、同表町の範囲にあたる。仲町、表町の間には、僅かな範囲ではあるが、道の両側に排水溝を備えた幅2間の道路が16回もの改修を経て4m近く嵩上げされた様子を捉えることができた。また、1次調査でも確認された大下水の東側延長部も検出されている。 一帯は台地を深く削り込んだ鮫川の谷筋に位置し、架かる橋の名に因み江戸時代には鮫河橋と呼ばれ、町人が集住しており、発掘調査では少なくとも8棟の土蔵造りの建物跡が確認されている。 |