白銀町西遺跡1次調査

  • 白銀町西遺跡1次調査 調査区全景
  • 白銀町西遺跡1次調査 4号住居跡
  • 白銀町西遺跡1次調査 4号住居跡遺物出土状況
  • 白銀町西遺跡1次調査 1号住居跡・溝状遺構
  • 白銀町西遺跡1次調査 1号住居跡火皿(火皿)検出状況

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所在地 白銀町4番地     
ふりがな しろがねちょうにしいせき1じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 弥生・古墳・奈良・近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『白銀町西遺跡・白銀町遺跡Ⅱ』2004テイケイトレード㈱他
概要  白銀町西遺跡は、縄文時代から江戸時代までの複合遺跡である。
 平成14(2002)年11月から12月にかけて行われた2次調査地点(白銀町4)では、弥生時代、奈良時代、江戸時代の遺構、遺物が発見された。弥生時代と奈良時代の時代の遺跡は住居跡8軒、これとは別に方形周溝墓1基が検出された。江戸時代のこの場所は、水戸藩徳川家附家老中山家上屋敷の南西部分に相当する。調査では、御殿等の建物は確認できなかったが、17世紀前葉頃の火災によって被災し廃棄された上手の陶磁器類が発見された。この中には、揃いの唐津菊花文中皿、牡丹文脚付皿、瓢箪形茶入、京焼系金襴手香炉や中国漳洲窯系磁器と言った上級武士の生活を物語る品々が含まれている。