坂町遺跡1次調査

  • 坂町遺跡1次調査 調査区全景
  • 坂町遺跡1次調査 第4号遺構土層断面(西から)
  • 坂町遺跡1次調査 第4号遺構中央部土層断面(南東から)
  • 坂町遺跡1次調査 スッポン背甲骨板(甲羅)集積状況(北から)

画像数:4枚

所在地 四谷坂町2番地     
ふりがな さかまちいせき1じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 縄文・近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『坂町遺跡』2002(財)新宿区生涯学習財団他
概要  坂町遺跡は四谷坂町の東側から本塩町にかけて広がる縄文時代と江戸時代の遺跡である。
 1次調査は、平成13(2001)年1月から3月にかけて、四谷坂町2において行われた。この辺りは江戸時代には持組と先手組の組屋敷が設けられており、調査範囲は屋敷地4区画分に跨る。検出された遺構の中で特筆されるのは、屋敷地1区画の裏手半分程を占める長さ20m、深さ4mにおよぶ巨大なごみ穴である。その中からは陶磁器類、瓦、土人形、木製品、動植物の食物残滓等様々な遺物が出土し、その総量は4.6tにおよぶ。
 堆積土中から採取された、種子や陸生貝類からこのごみ穴は最短で1年程度で埋まったと考えられ、四谷地域一帯のごみ捨て場として利用されていたと考えられる。
 出土品の中には、「明和5(1768)年正月」の墨書がある甕が出土しており、この遺構が18世紀後葉に利用されていたことがわかる。