住吉町南遺跡1次調査

  • 住吉町南遺跡1次調査 A-1区全景
  • 住吉町南遺跡1次調査 A-3区全景
  • 住吉町南遺跡1次調査 A-3区木製品および材検出域(21層)

画像数:3枚

所在地 住吉町5・6     
ふりがな すみよしちょうみなみいせき1じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 中世・近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『住吉町南遺跡・
市谷台町遺跡・住吉町西遺跡Ⅱ』1998放射第6号線遺跡調査団他
概要  住吉町南遺跡は、放射第6号線整備事業に伴い平成9(1997)年4月から7月に調査が実施された遺跡の一つである。江戸時代の絵図によれば、一帯は延宝年中(1673~1681)には先手組組屋敷と市谷本村百姓町屋で、どちらも幕末まで存続する。
 調査では、先手組組屋敷に当たる部分は低湿地で、台地上では腐食してしまう木製品が良好な状態で検出された。また、ウメ、モモ、カボチャの種子等の食物残滓も検出されている。一方、市谷本村百姓町の部分では、焼土や炭化材と共に焼けた陶磁器が検出されており、何度か火災に遭ったことが窺われる。