内藤町遺跡4次調査

  • 内藤町遺跡4次調査 2号遺構断面(北から)
  • 内藤町遺跡4次調査 調査区全景(西から)

画像数:2枚

所在地 新宿1-1     
ふりがな ないとうまちいせき4じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『内藤町遺跡Ⅳ』2001共和開発㈱他
概要  内藤町遺跡は、内藤町、新宿御苑を中心とする縄文時代と江戸時代の複合遺跡である。この一帯は、北西の一部が寛政4(1792)年以降、旗本屋敷として分割されるが、これ以外は江戸時代初頭から後の信州高遠藩内藤家が拝領している。
 平成13(2001)年1月に行われた4次調査地点は、新宿一丁目1-2に所在する。この場所は、信州高遠藩内藤家(3万3,000石)の中屋敷表門近くに位置しあたり、南側には玉川上水が、北側には甲州街道が走り、江戸時代を通じて内藤家の屋敷地であった。
 調査では、溝や土坑、小穴が確認され、遺物も16世紀末から幕末に至る時期のものが確認された。なかでも注目されるのは、L字状に屈曲した溝(1号遺構)で、検出された陶磁器類の製作年代から16世紀末から17世紀中ごろには既に存在していたものと考えられる。このことは、2代当主内藤清成が天正18(1590)年に徳川家康から、この屋敷を拝領したという文献記録を裏付ける結果となっている。