矢来町遺跡2次調査

  • 矢来町遺跡2次調査 B区全景(北から)
  • 矢来町遺跡2次調査 第23号遺構(地下室)鉄砲弾検出状況近景(東から)
  • 矢来町遺跡2次調査 第30号遺構(地下室)(東から)
  • 矢来町遺跡2次調査 調査風景(南から)

画像数:4枚

所在地 矢来町30番地     
ふりがな やらいちょういせき2じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『矢来町遺跡Ⅱ』2007テイケイトレード㈱他
概要  早稲田通り以北を除く矢来町の範囲は、かつて、若狭小浜藩酒井家(11万3,500石)の屋敷であった。この範囲ではこれまで試掘・立会調査は多数行われているが、本格的な調査はあまり行われていない。
 2次調査の行われた矢来町30は、小浜藩下屋敷の西側にあたり、主に家臣の長屋が存在したとされる。発掘調査の結果、多数の地下室が繰り返し構築されており、長屋に付随して、火災の備として地下室が設けられていたことが明らかとなった。なお、23号遺構(地下室)からは、火縄銃の弾78点がまとまって出土した。