百人町三丁目遺跡6次調査

  • 百人町三丁目遺跡6次調査 遠景(北から)
  • 百人町三丁目遺跡6次調査 調査区全景(東から)
  • 百人町三丁目遺跡6次調査 2号礫群・2号石器ブロック出土状況(南西から)
  • 百人町三丁目遺跡6次調査 3号石器ブロック出土状況(北東から)
  • 百人町三丁目遺跡6次調査 6号礫群・4号石器ブロック出土状況(北から)

画像数:5枚

所在地 大久保3-8     
ふりがな ひゃくにんちょうさんちょうめいせき6じちょうさ
種別 埋蔵文化財包蔵地
年代 旧石器・近世
備考 ※記録保存:発掘調査報告『百人町三丁目遺跡Ⅵ』2006国際航業㈱他
概要  百人町三丁目遺跡は、JR山手線の東西、百人町二~四丁目、大久保三丁目に広がる旧石器時代から平安時代と江戸時代の遺跡である。
 6次調査は、大久保三丁目8に位置し、平成18(2006)年1月から3月にかけて、旧石器時代と江戸時代の遺跡が発掘された。このうち、旧石器時代の遺跡は関東ローム層Ⅳ層下部からⅦ層にかけて見つかったもので、後期旧石器時代に相当する。特に約22,000~25,000年前と推定されるⅥ層からは黒曜石製のナイフ形石器やその素材となる石刃がまとまって出土した。黒曜石は蛍光X線分析の結果、二酸化ケイ素(SiO2)の組成から八ヶ岳一帯のものであることが判明している。