妙正寺川No.1遺跡1次調査
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所在地 | 西落合2-20外 |
ふりがな | みょうしょうじがわなんばー1いせき1じちょうさ |
種別 | 埋蔵文化財包蔵地 |
年代 | 旧石器・縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世 |
備考 | ※記録保存:発掘調査報告『妙正寺川No.1遺跡』1987妙正寺川No.1遺跡調査会他 |
概要 | 妙正寺川No.1遺跡は、新宿区西落合二丁目から中野区松が丘一丁目にかけて広がる。妙正寺川中流の低湿地に位置し、旧石器時代から近世に至るまでの複合遺跡である。 昭和59(1984)年11月から昭和60(1985)年5月にかけて実施された発掘調査では、旧石器時代から江戸時代にかけての遺構・遺物が確認された。旧石器時代の生活痕跡や礫群とともに出土した石器、縄文時代早期(井草式)から後期(安行Ⅱ式)にかけての土器・石器等が注目される。また、12世紀後半から15世紀前半の中国龍泉窯系や常滑焼の陶磁器片、陶片転用の砥石等も出土している。 なお、低湿地遺跡であるために自然科学分析が試みられ、遺跡の環境が乾地-沼沢地-流水域-河川・流水域と変化した様子が捉えられた。 |