12号縄文人骨復顔像
画像数:5枚
所在地 | 新宿区四谷三栄町12-16(新宿歴史博物館) |
ふりがな | 12ごうじょうもんじんこつふくがんぞう |
点数 | 1点 |
種別 | 埋蔵文化財 |
素材・仕上げ等 | (レプリカ) |
年代 | 縄文時代 |
所有者 | 新宿区 |
アクセス | JR、東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から徒歩8分 都営新宿線「曙橋」駅から徒歩8分 |
備考 | 市谷加賀町二丁目遺跡6次調査出土 |
概要 | 平成24(2012)年10月から12月にかけて発掘調査が行われた市谷加賀町二丁目遺跡6次調査の3号住居跡から出土した12号人骨は、台地上の遺跡としては極めて良好な遺存状態であった。 本品は、この12号人骨頭部から作成した復顔像である。年齢40才代、推定身長161.2cmのこの男性は、ミトコンドリアDNAを分析した結果、母系の祖先は北方系(現在のバイカル湖周辺)にもとめられる。食性分析によれば、死亡する前の10年間は、イノシシ、イモ、ドングリなどの陸上の動植物の他、海生魚類・貝類も摂取していたことがわかる。頭部に骨折痕、肩関節症などの疾病が認められる。腰飾りや土器が副葬されたこの人物は、怪我や病気を負いながら、人生の様々な場面をくぐりぬけ、次第にリーダーとしての威信を獲得していった人物像が窺える。 |