加曾利E式深鉢形土器

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画像数:3枚

所在地 新宿区四谷三栄町12-16(新宿歴史博物館)     
ふりがな かそりいーしきふかばちがたどき
点数 1点
種別 埋蔵文化財 
素材・仕上げ等 土器
年代 縄文時代中期
所有者 新宿区
アクセス JR、東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から徒歩8分 都営新宿線「曙橋」駅から徒歩8分
備考 三栄町遺跡6次調査出土
概要  平成5(1993)年4月から5月にかけて発掘調査を行った三栄町遺跡6次調査では、計9軒の縄文時代の竪穴住居跡が発見された。三栄町遺跡は、縄文時代と江戸時代の複合遺跡であるが、三栄公園北側の範囲では縄文時代中期後半に集落が営まれていたことが明らかとなっている。
 本品は、2号住居跡の床面に横転した状態で出土したもので、加曾利E式の中でもEⅡ段階の古いものである。口縁部には4つの把手があり、最大のものは上下左右に孔を持つ立体的な作りで、S字状、クランク状のモチーフを基調とする文様が施される。この時期のものとしては、都内でも屈指の優品である。