眼鏡

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所在地 新宿区四谷三栄町12-16(新宿歴史博物館)     
ふりがな めがね
点数 1点
種別 埋蔵文化財 
構造・寸法 縦5.9cm 幅10.7cm 厚さ0.5cm
レンズ径4.2cm
素材・仕上げ等 金属・ガラス
年代 江戸時代
所有者 新宿区
アクセス JR、東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から徒歩8分 都営新宿線「曙橋」駅から徒歩8分
備考 牛込城跡3次調査出土
概要  平成13(2001)年8月から9月に発掘調査を行った牛込城跡3次調査では、弥生時代と江戸時代の遺跡が発見された。南側は、寛政4(1792)年以降には善国寺境内の一部となっており、発掘調査では106基の埋葬施設が検出された。眼鏡が発見されたのは、壮年の男性を被葬者とする60b2号遺構(甕棺墓)で、木製数珠、煙管等とともに出土した。
 眼鏡は、16世紀後半には伝来したとされ、京都市大徳寺大仙院の眼鏡、家康遺品の久能山東照宮宝蔵所蔵のもの等が知られている。眼鏡のレンズは、ガラスや水晶が用いられ高価なものであったと考えられるが、近年の江戸遺跡の調査からは、18世紀後半には中下級の武家層にも普及していたことが窺われる。