豆腐地蔵尊

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画像数:3枚

所在地 新宿区若葉2-2     
ふりがな とうふじぞうそん
点数 一軀
種別 地蔵尊                                      巡拝塔
構造・寸法 高さ 108.0cm
素材・仕上げ等
年代 慶安2年(1649)
所有者 東福院
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から徒歩7分
ホームページ http://www.toufukuin.jp/
概要  慶安2年(1649)に大澤孫七郎が建立したと伝えられる石造の地蔵菩薩立像。台座には「西国秩父坂東供養」と刻まれている。
 この地蔵尊には次のような伝説が伝えられている。昔この辺りのによこしまな商売で評判の悪い豆腐屋があった。この豆腐屋に毎晩定刻に同じ豆腐を買いに来る坊さんがいた。ところが朝、主人が売り上げを調べると必ず樒の葉が2・3枚入っているので、狸か狐が坊さんに化けて悪戯していると思い、ある夜、豆腐を買いに来た坊さんの手を包丁で切りつけた。血痕をたどり後を追うと、この地蔵堂の前に出、中をのぞくと微笑をたたえた地蔵の姿があった。驚いた豆腐屋は以後行いを改めたという。