成覚寺
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所在地 | 新宿区新宿2-15-18 |
ふりがな | じょうかくじ |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩6分 |
電話番号 | 03-3341-1053 |
宗派 | 浄土宗 |
創建年代 | 文禄3年(1594) |
概要 | 正式には十却山無量寿院成覚寺という。開山は浄蓮社岌譽上人瑞直信和尚で、現在地に創建した。内藤新宿の遊女(飯盛女、子供ともいう)が亡くなると、当寺に葬られたことから、「投げ込み寺」とも呼ばれた。 成覚寺には、このような遊女たちの共同墓があり「子供合埋碑」という供養塔が建てられている。また、境内にある「旭地蔵」は、元は玉川上水沿いにあったもので、上水への入水自殺者を供養する目的で建立されたという。台石には人名が刻まれているが、叶わぬ仲を悲しんで心中した遊女と客の名もあると伝えられる。 墓地には、江戸時代中期の狂歌師・戯作者で恋川春町(1744~1789)や、明治改暦を推進した官吏・塚本明毅(1833~85)の墓所がある。春町は、安永4年(1775)『金々先生栄花夢』を出版し、世相や人情を諷刺した黄表紙本として大評判となった。明毅は、明治6年(1873) に、旧暦(天保暦・太陰太陽暦)から新暦(グレゴリオ暦・太陽暦)に改暦する際、その推進に寄与し、わが国の近代化の一翼を担った。 ★ 新宿クイズ ★ 答え:②恋川春町 https://bunkakanko-annai.city.shinjuku.lg.jp/course/shosai10/ |