ムーラン・ルージュ新宿座跡

  • ムーラン・ルージュ新宿座跡

画像数:1枚

所在地 新宿区新宿三丁目36番16号 GLITTERS Shinjukuビル     
ふりがな むーらん・るーじゅしんじゅくざあと
種別 新宿区地域文化財(都市・産業分野、文化・芸術分野)
年代 昭和6年(1931)~昭和20年(1945)、昭和22年(1947)~昭和26年(1951)
指定・登録年月日 令和4年1月26日
所有者 株式会社GLITTERS
アクセス JR・小田急・京王・東京メトロ・都営地下鉄「新宿」駅から徒歩2分
概要  ムーラン・ルージュ新宿座は、歌や踊りに時事風刺劇などを組み合わせて構成される「レヴュー(大衆娯楽演芸)」の劇場として、昭和6年12月31日に佐々木千里(1891~1961)によって設立された。公演の構成は、40分ほどの芝居3本と60分ほどのバラエティ・ショー(ダンス)1本の計4本立てを基本とし、明日待子や小柳ナナ子といった看板スターが活躍した。山の手のいわゆる「小市民」の平凡な日常を、社会に対する風刺を交えながら描く喜劇は「ムーラン調」と称され、ムーラン・ルージュ新宿座独特の魅力として、山の手の学生やサラリーマンから受容された。
 昭和20年5月空襲で劇場が焼失するまでに439回の公演を重ね、昭和22年(1947)5月に復活してから昭和26年(1951)に解散まで94回の公演を行った。