祭馬碑

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所在地 新宿区市谷左内町11番地 長泰寺     
ふりがな さいばひ
点数 1基
種別 新宿区地域文化財(平和分野)
構造・寸法 塔身部と台座:高さ210.0cm、幅53.0cm、奥行10.3cm
素材・仕上げ等 石造
年代 大正11年(1922)
指定・登録年月日 平成26年3月20日
所有者 長泰寺
アクセス JR、東京メトロ、都営地下鉄「市ヶ谷」駅から徒歩6分
概要  陸軍士官学校馬術教官部の教官と馬丁らが、飼育していた軍馬の供養のために大正11年(1922)に建立したもので、土中には馬のたてがみを埋葬したと伝えられる。
 長泰寺に近い防衛省は、江戸時代は尾張徳川家上屋敷であり、明治以降は陸軍士官学校、陸軍省、参謀本部、大本営陸軍部等の陸軍施設が継続して置かれた場所であった。寺の門前の左内坂では、士官学校生が馬で急坂を駆け上がる訓練をしたと伝えられる。戦前、陸軍施設が集中していた新宿の歴史を示す供養碑である。