太宗寺不動堂

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所在地 新宿区新宿2-9-2 太宗寺     
ふりがな たいそうじふどうどう
点数 1棟
種別 建造物
構造・寸法 桁行四間、梁間三間、中央後部桁行二間、梁間一間張出し、入母屋造、銅板葺、向拝二間付
素材・仕上げ等 木造
年代 江戸後期
所有者 太宗寺
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩2分
概要  太宗寺は、浄土宗の寺院で慶長年間(1596~1615)の創建と伝えられる。文化2年(1805)堂舎は火災により灰塵に帰してしまったが、数年して再建された。しかし、昭和20年(1945)5月の山の手大空襲の際、本堂や庫裡は焼失、不動堂と閻魔堂は焼失を免れた。不動堂は三日月不動像(新宿区指定有形文化財)が安置されており、建立は江戸時代後期と伝えられている。関東大震災後には大規模な修復を行っているという。桁行四間、梁間三間、中央後部桁行二間、梁間一間張出し。屋根は入母屋造。銅板葺、向拝二間付、正面に千鳥破風を配し、向拝に唐破風をつけ、賑やかなファサード(正面)をみせている。建物廻りに縁を巡らし、擬宝珠勾欄を配している。