出羽坂
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| 所在地 | 南元町の中央線線路に沿って北東へくだる坂 |
| ふりがな | でわざか |
| 概要 | ①南元町4番地と8番地との間を東へ向かい、国鉄線路にそって下る坂をいう。 松平出羽守の屋敷が明治時代になって神楽坂よりこの坂上に移転してから生まれた坂名である。 ②江戸時代、坂上の南元町一帯は永井金三郎屋敷であったが、明治維新後、この屋敷後に旧松江藩主松平出羽守が移り、松平伯爵邸となった。鮫河橋表町通りより永井金三郎屋敷へ入る専用通路があった。この専用道路は台地上の屋敷へ上る坂道となっており維新後は坂上の松平邸に因み出羽坂と呼ばれるようになった。 ③出羽坂の坂上より信濃町へ通ずる道路が出来はじめたのは明治20年代に入ってからであるが、今では若葉三丁目より信濃町方面に至る主要な道筋となっている。 |