鉄砲坂
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| 所在地 | 若葉二丁目と三丁目の境を若葉一丁目へ曲折しつつのぼる坂 |
| ふりがな | てっぽうざか |
| 概要 | ①別名 稲荷坂 ②『新撰東京名所図会』に「三丁目より東の方鮫河橋谷町へ下る坂なり。昔 鉄砲組ありき。故にこの名を存せり。又共以前は稲荷坂と呼びたり」とある。 ③『御府内備考』には「坂 高三丈五寸余幅九尺。右者町内中程より東之方御持筒組屋鋪脇に登り候坂にして、鉄砲坂と相唱え申候。右者組屋鋪鉄砲稽古場これ有候故、相唱え申候。尤も古者稲荷坂と相唱え申候儀者、同所稽古場に相成居候場所は赤坂寺町鈴振稲荷の元地に而 其の此コロ相唱候由、年月相知り不申、其御組屋敷に相成候已来イライ当時之唱え（鉄砲坂）に相成候由、只今以右稲荷社者同所にこれ有候」とある。 ④元禄8年（1695）、鈴降稲荷の赤坂への移転と鉄砲稽古場の出現により「稲荷坂」は「鉄砲坂」と呼ばれるようになった。 |