団子坂
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所在地 | 若松町と河田町の境を北東へのぼる坂 |
ふりがな | だんござか |
概要 | ①馬の首団子坂ともいう。『江戸切絵図』の牛込市谷大久保絵図によれば、若松町より西南に向かう道筋に「馬ノ首ダンゴサカト云」と記されている。 ②どろんこ道の坂道だったので、団子坂の名がおこった。 ③団子坂の西方、抜弁天通りの両側は、江戸時代「生類憐れみの令」で有名な犬御用屋敷のあった所である。抜弁天及びその東方一帯、団子坂下まで約一万坪、並びに余丁町小学校・警視庁第八機動隊を含む抜弁天通り以北の地域約一万三千坪は、元禄8年(1695)に建てられた犬御用屋敷である。敷地総面積約二万三千坪 落成後、無主の犬の収容を開始したが、狭隘のため、逐次中野犬小屋にその役割を移し、元禄10年(1697)犬小屋を引き払い、その跡地は武家屋敷に変革された。 |