安与ビル
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所在地 | 新宿区新宿3-37-11 |
ふりがな | やすよびる |
点数 | 1棟 |
種別 | 国登録有形文化財(建造物) |
構造・寸法 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上9階、地下2階、塔屋2階建 |
年代 | 昭和43年(1968)12月 |
指定・登録年月日 | 令和4年2月17日 |
所有者 | 安与商事株式会社 |
アクセス | JR、小田急、京王、東京メトロ「新宿」駅から徒歩1分 |
備考 | 店舗、ギャラリー利用者以外は外観のみ見学可能 |
概要 | 安与ビルは、新宿にふさわしい文化的な場を創造することを目的として、JR新宿駅東口沿いに昭和43年(1968)12月に竣工した、地上9階、地下2階建の商業建築。 八角形のフロアを九層重ねる意匠・設計は、新宿区役所本庁舎や旧新宿武蔵野館など、新宿駅東口の近代建築を多く設計した早稲田大学の明石信道(1901~1986)が担当し、京懐石店部分の内装は文化勲章を受章した建築家・谷口吉郎(1904~1979)が担当した。また、構造設計は東京タワーや大阪通天閣を設計した日本の耐震構造の父とも呼ばれる内藤多仲(1886~1970)が担当した。 竣工当初より、所有者が経営する京懐石「柿傳」があり、茶道表千家の茶の湯の文化を展開する舞台ともなっている。また近年、地下に「柿傳ギャラリー」を開館し、文化芸術の振興にも寄与している。 |