迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)

  • 迎賓館赤坂離宮
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所在地 港区元赤坂2丁目1-1     
ふりがな げいひんかんあかさかりきゅう(きゅうとうぐうごしょ)
点数 1棟
種別 国宝
構造・寸法 石造及び鉄骨煉瓦造、地上2階、地下1階建、銅板葺
車寄及び階段附属
年代 明治42年(1909)
指定・登録年月日 平成21年(2009)12月8日
所有者 国(内閣府所管)
アクセス JR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅下車徒歩7分
電話番号 03-5728-7788 (テレフォンサービス)
ホームページ https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/
備考 公開時間 10時~17時。公開休止日 毎週水曜日、国公賓の接遇日等(ホームページ参照)。本館・庭園は事前予約不要。20名以上の団体及び別館の見学は事前予約が必要。本館・庭園・別館ともに見学は有料。
概要  迎賓館赤坂離宮は、内閣府が所管する外国賓客に対する迎賓施設で、一般公開されている。元は紀州徳川家江戸屋敷のあった場所で、明治5年(1872)3月に離宮として定められ、赤坂離宮と命名された。
 現在の迎賓館赤坂離宮は、明治42年(1909)大正天皇の皇太子時代に東宮御所として建設された。日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物である。工部大学校(現在の東京大学工学部)の教師として来日したイギリス人建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920)の直弟子である片山東熊(1854~1917)の総指揮の下、著名な学者・芸術家・技術者等が総動員された。
 第二次世界大戦後、皇室財産であった赤坂離宮の建物と敷地は国に移管され、国立国会図書館などに使用された。戦後十数年を経て外国の賓客を迎える機会が多くなったことから、国の迎賓施設を整備する方針が立てられ、迎賓館として使用されることになり、本館の改修を建築家・村野藤吾(1891~1984)に、日本風の接遇を行うための別館の新設を建築家・谷口吉郎(1904~79)に依頼した。昭和43年(1968)に開始された改修工事は、昭和49年(1974)3月に完了し、迎賓館として開館した。
 創建から100年後にあたる平成21年(2009)に、当初からの建物である本館が国宝に指定された。

★ 新宿クイズ ★
答え:③片山東熊
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