永福寺の銅造地蔵菩薩半跏像
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| 所在地 | 新宿区新宿7-11-2 永福寺 |
| ふりがな | えいふくじのどうぞうじぞうぼさつはんかぞう |
| 点数 | 1軀 |
| 種別 | 新宿区指定有形文化財 彫刻 |
| 構造・寸法 | 総高 179.8cm |
| 素材・仕上げ等 | 銅造 |
| 年代 | 嘉永6年(1853) |
| 指定・登録年月日 | 平成30年(2018)10月24日 |
| 所有者 | 永福寺 |
| アクセス | 東京メトロ副都心線、都営大江戸線「東新宿」駅から徒歩7分 |
| 概要 | 嘉永6年(1853)4月に造られた銅造の地蔵菩薩半跏像で、作者は藤原國信である。若々しく精悍な表情や体軀、衣の写実性、手指の繊細な表現からは、手慣れた造形感覚がみとめられる。台座には、4名の僧、22家の物故者、363名の結縁者の名が刻まれる。総高は179.8cmである。 台座に刻まれた結縁者名には、刑死者の解剖を行ったことで知られる医師・高須松齋や幕府天文方の船山左司馬のほか、医師、町名主、菓子屋などの名がみえる。地蔵信仰の隆盛を受けて造像された本像の、江戸周縁部に住む人々の信仰の一面をあらわす資料といえる。作者の藤原國信は、天明元年(1781)から明治4年(1871)までの90年間に62例の鋳造を行っているが、その多くは梵鐘である。活動期間から、國信は数代にわたって踏襲された名とみられるが、仏像の作例はわずか4例(現存2例)で、大変貴重である。 近世新宿区域の寺院における檀徒の広がりを考察できる資料として、また藤原國信の制作活動をうかがい知れる数少ない仏像の現存作例として重要である。 |

