旧島津家住宅アトリエ
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所在地 | 新宿区中井2-19-16 |
ふりがな | きゅうしまづけじゅうたくあとりえ |
点数 | 1棟 (付属屋 物置1棟) |
種別 | 国登録有形文化財(建造物) |
構造・寸法 | 平屋建、中二階、切妻造、桟瓦葺 |
素材・仕上げ等 | 木造 |
年代 | 昭和初期 |
指定・登録年月日 | 平成23年(2011)7月25日 |
所有者 | 個人 |
アクセス | 西武新宿線、都営大江戸線「中井」駅から徒歩6分 |
備考 | 通常は非公開 |
概要 | 島津製作所三代目・島津源吉(1877~1961)の長男で洋画家でもあった島津一郎のアトリエとして建てられたもの。設計は国会議事堂の設計にも携わった吉武東里(1886~1945)と考えられる。島津源吉は、当時この一帯に約1万坪の広大な土地を所有しており、そこに源吉の邸宅の他、娘・鈴子と洋画家・刑部人(1906~1978)夫妻の住宅(昭和6年築、平成18年解体。解体時に新宿区が調査を実施した)、そして息子・一郎のためのアトリエが建てられた。島津家は昭和17年(1942)に本邸を京都に移し、建物や一帯の土地は売却された。 アトリエは、三本の煙突と赤い桟瓦葺。1階中央に大きくアトリエがあり、西側には応接室と洗面所・トイレが、東側には旧書斎と風呂が配置されている。旧書斎から階段を上がるとアトリエを見下ろす中二階の部屋がある。目白文化村の趣を今に伝える建造物である。 |