矢来能楽堂

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所在地 新宿区矢来町60番地 矢来能楽堂     
ふりがな やらいのうがくどう
点数 1棟
種別 国登録有形文化財(建造物)
構造・寸法 1階建 一部地階 瓦葺 舞台及び橋掛付
素材・仕上げ等 木造 モルタル造り
年代 昭和27年(1952)
指定・登録年月日 平成23年7月25日
所有者 公益社団法人観世九皐会
アクセス 東京メトロ東西線「神楽坂」駅から徒歩4分
備考 建物内部の見学は要事前連絡
概要  昭和27年(1952)に竣工した能楽堂で、都内でも数少ない木造の劇場施設として貴重である。観世九皐会の拠点として能楽の定期的な上演を続けているほか、能楽等の稽古場としても利用されている。
 第二次世界大戦の戦災で焼失した能楽堂を再建したもので、能楽堂内の本舞台は540㎝四方、後座は奥行270㎝、地謡座は奥行210㎝、橋掛りは幅210㎝、長さ650㎝、屋根は寄棟造りとなっている。見所(客席)は正面・中正面・脇正面のほか、座敷見所も設けられている点が特徴で、境界の障子を開放して舞台を楽しむことができる。定員は300席となっている。日本の伝統芸能が多数息づく神楽坂地区で、古くから常設の能楽堂として公演を行ってきた建物である。