夏目漱石誕生の地

  • 漱石誕生の地の記念碑(中央)と句碑(右)
  • 夏目漱石 大正元年9月(小川一眞 撮影)
  • 幼少期の漱石 鎧姿の漱石、養父と漱石

画像数:3枚

所在地 新宿区喜久井町1番地     
ふりがな なつめそうせきたんじょうのち
種別 新宿区指定史跡
年代 慶応3年(1867)
指定・登録年月日 昭和61年(1986)10月3日
所有者 個人
アクセス 東京メトロ東西線「早稲田」駅2番出口から徒歩1分
概要  明治の文豪夏目漱石は、慶応3年(1867)1月5日(新暦の2月9日)この地に生まれた。
 漱石は本名を金之助という。夏目家は牛込馬場下周辺をまとめる名主の家柄で、漱石は5男3女の末っ子であった。生後すぐ四谷の古道具屋に里子に出され、2歳のとき内籐新宿太宗寺裏に住む塩原昌之助の養子となる。しかし10 歳の時に養父母の不和から塩原姓のまま実家にもどる。少年期より文学への志望を持つが、漢学や英語を学び帝国大学文科大学英文科を卒業し、明治28年(1895)愛媛県尋常中学校に教員として赴任した。
 ここに建つ記念碑は、漱石生誕100年に際して、昭和41年(1966)2月9日に新宿区が建てたもので、題字は漱石門下生の哲学者・安倍能成(1883~1966)の揮毫によるものである。また、生誕150年の平成29年(2017)には漱石愛好団体のNPO法人漱石山房により「影参差松三本の月夜かな」の句碑が建てられた。

 ※モノクロ写真は全て『漱石寫眞帖』松岡譲編著(昭和4年刊)