筒井政憲の墓
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所在地 | 新宿区西新宿7-12-5 常圓寺 |
ふりがな | つついまさのりのはか |
種別 | 新宿区指定史跡 |
年代 | 安政6年(1859) |
指定・登録年月日 | 平成11年1月8日 |
所有者 | 常圓寺 |
アクセス | JR、小田急線、京王線、東京メトロ、都営地下鉄「新宿」駅から徒歩5分 |
概要 | 幕末に江戸の市政や幕府の外交政策を担った筒井肥前守政憲(1778~1859)の墓地。 政憲は、昌平坂学問所に学び文武に頭角をあらわし、目付、長崎奉行に栄進した。44歳の時に江戸南町奉行に任じられ、21年間(最長記録)在任し、貨幣改鋳・町会所政策・都市防災・天保飢謹時の物価対策・大塩事件後の治安維持などに手腕をふるった。 弘化2年(1845)に阿倍正弘(1819~1857)が老中首座になると、外交政策の立案に参画し、嘉永6年(1853)からの対ロシア外交ではエフィム・プチャーチン(1803~1883)と交渉を行い、翌年日露和親条約を締結した。また、儒者として学問所御用も兼ね、『武蔵風土記之内御府内之部』などの編纂に関わった。 |