三遊亭円朝旧居跡

  • 三遊亭円朝旧居跡
  • 三遊亭円朝(国立国会図書館ウェブサイトより)

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所在地 新宿区新宿1-21 新宿区立花園公園     
ふりがな さんゆうていえんちょうきゅうきょあと
種別 新宿区指定史跡
年代 明治21年(1888)~28年(1895)
指定・登録年月日 昭和61年(1986)6月6日
所有者 新宿区
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩3分
概要  明治時代の落語家三遊亭円朝(圓朝とも書く)(1839~1900)が、明治21~28年(1888~ 95)まで住んでいた家の跡。屋敷地は約千平方メートルで、周囲を四つ目垣で囲み、孟宗竹の藪、畑、桧・杉・柿の林、回遊式庭園などがあり、母屋から廊下で続いた離れは「円通堂」と呼ばれ、円朝の居室となっていた。
円朝は本名を出淵次郎吉といい、江戸の湯島に生まれた。7 歳で初高座を踏み、17歳で円朝を襲名、20歳で真打ちに昇進する。工夫を凝らした鳴り物噺などで師である二代目三遊亭円生(1806~1862)をしのぐ人気を博したほか、「塩原太助一代記」「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」「怪談乳房榎」「死神」「名人長二」「文七元結」などの創作も数多く行い、近代落語を完成させた。「怪談乳房榎」には、落合の蛍狩り、十二社の滝といった新宿の風物や名所が作品内に登場している。

 肖像写真:国立国会図書館ウェブサイトより転載

★ 新宿クイズ ★
答え:①怪談乳房榎
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