塚本明毅の墓碑

  • 塚本明毅の墓碑
  • 塚本明毅の墓碑 榎本武揚による篆額
  • 塚本明毅の墓碑 碑文 川田剛の撰文

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所在地 新宿区新宿2-15-18 成覚寺     
ふりがな つかもとあきかたのぼひ
種別 新宿区登録史跡
年代 明治18年(1885)
指定・登録年月日 平成12年3月2日
所有者 成覚寺
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩6分
概要  幕末から明治初期に地誌編纂や改暦の推進に功績のあった幕臣・官吏塚本明毅(1833~85)の墓碑。墓石は昭和30年代に整理され、現在は塚本家墓地内にこの墓碑が残る。
 明毅は、幕府海軍に参加し、維新後は明治政府に出仕して『皇国地誌』など地誌の編纂や、暦日の対象表『三正綜覧』の発行に当たった。特に明治6年(1873) に、旧暦( 天保暦・太陰太陽暦)から新暦(グレゴリオ暦・太陽暦)に改暦する際、その推進に寄与し、わが国の近代化の一翼を担った。
 墓碑は没後10年を経て建てられたもので、篆額を榎本武揚(1836~1908)、撰文を川田剛(甕江、1830~1896)など、当時の一流の顕官・学者の手によるものである。