内藤正勝の墓

  • 内藤正勝の墓(中央)

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所在地 新宿区新宿2-9-2 太宗寺     
ふりがな ないとうまさかつのはか
種別 新宿区指定史跡
年代 寛永6年(1629)
指定・登録年月日 平成7年2月3日
所有者 太宗寺
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅から徒歩2分
概要  信州高遠藩主であった譜代大名内藤家の第五代当主正勝の墓所で、浄土宗太宗寺の内藤家墓所に営まれる。三基の宝篋印塔のうち、中央が正勝の墓である。
 太宗寺は、寛永6年(1629)内藤正勝の葬儀を行って以来同家と縁を結び、江戸の菩提寺として歴代藩主や一族の墓地が置かれた。しかし、昭和27~28年(1952~53)にかけて行われた区画整理事業のため内藤家墓所は改葬整理され、現在は三基の宝篋印塔と墓地整理記念碑を残すのみである。
 江戸時代、内藤家は太宗寺から甲州道中を挟んで南側、現在の新宿御苑一帯に広大な四谷屋敷を拝領していた。周辺には多武峰内藤神社などゆかりの史跡がある。