中井出世不動尊像

  • 中井出世不動尊 三尊像
  • 不動明王像 正面
  • 不動明王像 側面
  • 不動明王像 背面
  • 矜羯羅童子像 正面
  • 矜羯羅童子像 側面
  • 制咤迦童子像 正面
  • 制咤迦童子像 側面
  • 不動明王像 上半身

画像数:9枚

所在地 新宿区中落合4-18-16 中井出世不動堂     
ふりがな なかいしゅっせふどうそんぞう
点数 3軀
種別 新宿区指定有形文化財 彫刻
構造・寸法 不動明王
像高 128.0cm 幅 41.0cm 奥行 24.0cm 
光背 高さ 130.3cm 幅 73.0cm 厚さ 0.9cm
台座 高さ 33.5cm 幅 67.4cm 奥行 43.0cm
矜羯羅童子
像高 64.0cm 幅 23.5cm 奥行 18.0cm  
台座 高さ 14.5cm 幅 36.0cm 奥行 24.5cm
制咤迦童子
像高 67.0cm 幅 23.0cm 奥行 12.0cm
台座 高さ 14.0cm 幅 35.9cm 奥行 24.6cm
素材・仕上げ等 木造 一木造り  彩色 台座・光背は後補
年代 江戸時代前期
指定・登録年月日 昭和59年7月6日
所有者 中井出世不動尊保存講
アクセス 都営大江戸線「落合南長崎」駅から徒歩7分
備考 毎月28日の午後1時~3時に御開帳(ただし休止の場合あり)
概要  本尊不動明王と眷属の矜羯羅、制咤迦の二童子で、江戸時代に全国を旅して12万体に及ぶ鉈彫りの仏像を彫ったという天台宗の僧侶円空(1632 ~ 95)の作である。
 製作年は不明であるが台座裏の銘文から、3体とも尾張国一宮(現愛知県一宮市)の真清田神社の神宮寺(別当寺)般若院に安置されていたが、何らかの理由で、二童子は文化13年(1816)、明王は文政2年(1819)に中井の地に移されたことがわかる。二童子の供をして江戸に下った人物や台座を寄進した人物の名も記されており、それにより台座は中井に移されてから製作されたことがわかる。光背や彩色も後補であろう。
 中井では不動院に安置されていたが、明治維新後廃寺となったため村人の手で守られ、大正3年(1914)に不動堂を建て、一心出世不動として信仰された。現在は円空作中井出世不動尊保存講により管理され、昭和44年(1969)には不動堂が再興された。

三尊の台座にはそれぞれ次のような銘文が記されており、来歴等を知る上で貴重な史料である。
不動明王像「文政二卯年六月十七日御着尾張国中島郡 一宮神宮寺 同十二月二日出来 般若院峯重 四つ谷 吉見作」「奉不動明王兩(ママ)興 大正十五年十月 大仏師北豊岩淵町 狩野健次弘信」
矜羯羅童子像「尾州中島郡松降野荘青桃丘 一宮真清田大神宮別当 神宮寺般若院 文化十三年六月十一日御着 東海道 御供 杉山平馬 古川喜十郎」
制咤迦童子像「不動院 勇山 兩岩 武州豊島郡下落合村台 御霊神社 文政四辛巳年 極月出來音羽町七丁目 西村藤吉作之」