亮朝院文書

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所在地 新宿区西早稲田3-16-24 亮朝院     
ふりがな りょうちょういんもんじょ
点数 418件
種別 新宿区指定有形文化財 古文書
年代 寛永2年(1625)~昭和15年(1940)
指定・登録年月日 平成12年3月2日
所有者 亮朝院
アクセス 都電「面影橋」停留所から徒歩2分
備考 文化財保護の観点から通常は非公開
概要  日蓮宗如意山亮朝院に伝来する寺院文書群。開基能勢局の書状など年代不詳のものを除くと、寛永2年(1625)の「仙寿院日閑筆疫神遠離秘法」から昭和15年(1940)の「福寿海無量」(御布施帳)まで合計418件に及ぶもので、質・量ともに区内では最大の寺院文書群である。
 文書の作成時期は江戸時代後期から明治時代のものが多く、内容は亮朝院の由緒・格式、庇護者、堂舎普請、境内地・所持田畑、金融・収支関係、檀徒との関係などに関わるものである。特に、江戸時代前期に徳川家との縁故により祈禱寺として成立した亮朝院が、明治に入り庇護者を失い、檀徒の葬祭に寺院経営の重点を移していくといった、一寺院の存立基盤の変遷の検証という点で、大変貴重な古文書群である。