亮朝院の金剛力士石像

  • 阿形 正面
  • 阿形 背面
  • 阿形 背面 の銘文
  • 吽形 正面
  • 吽形 背面
  • 吽形 背面の銘文

画像数:6枚

所在地 新宿区西早稲田3-16-24 亮朝院     
ふりがな りょうちょういんのこんごうりきしせきぞう
点数 1対
種別 新宿区指定有形文化財 彫刻
構造・寸法 総高 234.0cm 像高 156.0cm 台座高 78.0cm 
素材・仕上げ等 石造
年代 宝永2年(1705)
指定・登録年月日 昭和59年12月7日
所有者 亮朝院
アクセス 都電「面影橋」停留所から徒歩2分
概要  宝永2年(1705)に奉納された珍しい石造の金剛力士像で、区内では唯一のものである。
 境内の七面堂の前に阿吽一対で安置されており、阿形は開口して左の拳を振り上げ、吽形は閉口して右の掌を開く。ともに磐座上に立ち、入って来る者を威圧する。全体にめりはりのある見事な彫刻で、石像ではあるが、胸の筋肉の盛り上がりや堂々たる腹、しめ縄状の帯や衣の模様など細かに表現されている。
 像の背面には「宝永二乙酉歳三月廿九日 造主施主 尾州住大工如右衛門日匡代」という銘文が刻まれており、奉納年紀と奉納者の名がわかる。