早稲田大学 坪内博士記念演劇博物館

  • 早稲田大学 坪内博士記念演劇博物館

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所在地 新宿区西早稲田1-6 早稲田大学戸塚キャンパス     
ふりがな わせだだいがく つぼうちはかせきねんえんげきはくぶつかん
点数 1棟
種別 新宿区指定有形文化財 建造物
構造・寸法 建築面積 400.62㎡ 延床面積 1491.963㎡ 軒高 13.86m 最高部 20.955m
素材・仕上げ等 鉄筋コンクリート造 地上3階地下1階(塔屋つき)
切妻形瓦葺屋根(塔屋は方形)
年代 昭和3年(1928)
指定・登録年月日 昭和62年(1987)3月12日
所有者 早稲田大学
アクセス 東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩5分
ホームページ https://www.waseda.jp/enpaku/
概要  小説家・劇作家坪内逍遙(1859~1935)の古稀と『シェ―クスピア全集』の完訳を祝って、文学界・演劇界の有志約1500名の協賛により建設された演劇専門の博物館で、昭和3年(1928)2月1日に着工、同年10月27日に竣工した。設計は早稲田大学名誉教授今井兼次で、逍遙自身のアイディアも盛り込まれているという。
 全体の意匠は、ルネッサンス初期エリザベス朝(16世紀後半)の様式で、シェークスピア時代の劇場フォーチュン座を模したものである。内部は、逍遙記念室のほか展示室・図書閲覧室・書庫があり、原始芸能から伎楽・舞楽、能・狂言、歌舞伎、浄瑠璃、新派・新劇など日本の演劇史をたどる多数の資料が展示されている。また外部は、建物正面が舞台になっており、2 階廊下を上舞台、両翼を桟敷席、前庭を一般席として実際に演劇の上演ができるようになっている。
 なお、平成9年(1997)6月~平成10年(1998)10月に内部の改修を、平成25年(2013)8月~10月に外装の改修工事を、令和元年(2019)9月に館内エレベーター、令和2年(2020)3月に自動ドア・だれでもトイレの新設工事を実施している。