熊野神社の水鉢

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  • 熊野神社の水鉢 銘文

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所在地 新宿区西新宿2-11-2 熊野神社     
ふりがな くまのじんじゃのみずばち
点数 1基
種別 新宿区指定有形文化財 歴史資料
構造・寸法 高さ 60.0cm 幅 150.0cm 奥行 64.0cm
素材・仕上げ等 石造
年代 文政3年(1820)
指定・登録年月日 昭和59年11月2日
所有者 熊野神社
アクセス 京王バス「十二社池の下」バス停から徒歩2分、都営大江戸線「西新宿五丁目」駅から徒歩4分、都営大江戸線「都庁前」駅から徒歩5分
備考
概要  文政3年(1820)に淀橋の氏子により奉納された水鉢で、江戸時代後期の狂歌師大田南畝(蜀山人)(1749~1823)の書による「熊野三山十二叢祠 洋洋神徳 監於斯池 大田覃(落款)」という銘文が刻まれている。
 熊野神社は、江戸時代には熊野十二所権現社と呼ばれ、幕府による社殿の整備や修復も行われた。享保年間(1716~1735)には八代将軍徳川吉宗(1684~1751)が鷹狩の機会に参詣したと伝えられ、池や滝を擁した周辺の風致は江戸西郊の景勝地として知られた。文人墨客も多数訪れたが、南畝が揮毫したこの水鉢も、そのことを示す文化財である。文政3年(1820)の熊野神社の祭礼には、十二社の大池で角乗り・筏乗りが出るなど盛大なものであったという。この水鉢もその際に奉納された可能性がある。