馬水槽

  • 馬水槽
  • 獅子頭の蛇口

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所在地 新宿区新宿3-38 JR新宿駅 ルミネエスト新宿前広場(アルタ、歌舞伎町方面出口脇)     
ふりがな ばすいそう
点数 1基
種別 新宿区指定有形文化財 工芸品
構造・寸法 総高 262.5cm 給水柱径 80.0cm 
大水槽 高さ 100.0cm 幅 152.5cm 奥行き 48.0cm
素材・仕上げ等 石造
年代 不明(19世紀)
指定・登録年月日 昭和61年6月6日
所有者 東日本旅客鉄道株式会社東京支社
アクセス JR、小田急、京王線、東京メトロ、都営地下鉄「新宿」駅からすぐ
概要  馬水槽は、馬車が全盛であった19世紀のヨーロッパで、町の辻々に設けられ、馬や犬猫などの水飲み場として使用された。
 新宿駅東口広場に建つこの馬水槽は、イギリス・ロンドンにあったもので、東京の上水道を整備した土木技術者で東京帝国大学教授をつとめた中島鋭司(1858~1925)が、明治34年(1901)から翌年にかけてヨーロッパを視察した際に、ロンドン水槽協会から寄贈されたものである。その後海路日本に運ばれ、明治39年(1906)に東京市役所(現東京国際フォーラム)向かいに設置された。大正7年(1918)には麹町の東京市水道局の前に移されたが、この頃までは実際に給水され、御者が馬車から馬を外して休息させる姿が見られたという。しかし、関東大震災と第二次世界大戦で破損したため、昭和32年(1957)に淀橋浄水場(現新宿副都心地区)に移して保存され、さらに昭和39年(1964)9月に新宿駅東口ステーションビル(現ルミネエスト)が完成した際に、モニュメント「みんなの泉」として現在の場所に設置された。
 正面の大きな水槽は馬用で、獅子頭の蛇口から給水される。この水槽の下には犬猫用の小さな水槽があり、また反対側には人間用の水飲み場も設けられている。