阿弥陀三尊来迎図
画像数:1枚
所在地 | 新宿区新宿6-20-9 専福寺 |
ふりがな | あみださんぞんらいごうず |
点数 | 1幅 |
種別 | 新宿区指定有形文化財 絵画 |
構造・寸法 | 画面寸法 縦 90.0cm 横 41.0cm 総寸法 縦 173.0cm 横 54.0cm |
素材・仕上げ等 | 絹本 着色 金箔金泥 掛幅装 |
年代 | 14世紀初頭(鎌倉時代末) |
指定・登録年月日 | 平成8年3月7日 |
所有者 | 専福寺 |
アクセス | 都営バス「抜弁天」バス停から徒歩1分 |
備考 | 文化財保護の観点から通常は非公開 |
概要 | 阿弥陀如来と観音・勢至の二菩薩が、雲に乗り正面向きに下りてくる(来迎する)様子を描いたもので、臨終の床に掛けて極楽往生を祈るために用いたものである。 絵柄は鎌倉時代に流行した浄土宗系の来迎図で、阿弥陀は来迎印を結び雲の上に立つ。向かって右側の観音は蓮台を持ち、左側の勢至は合掌し、中央に向かい少し腰をかがめて立つ。背景は濃紺色、三尊は全身金色で、衣文線は丹念な切金文様により装飾されている。14世紀初頭(鎌倉時代末)に制作された区内で確認された最古級の絵画である。 裏面の墨書によると、享保15年(1730)4月29日に専福寺第五世住職了順が買い求めたもので、文政12 年(1829)7月に修復を行っている。また平成8年(1996)11月~9年(1997)6月にかけても修復を行った。 |