花園神社の唐獅子像

  • 雄(阿形)
  • 雌(吽形)

画像数:2枚

所在地 新宿区新宿5-17-3 花園神社     
ふりがな はなぞのじんじゃのからじしぞう
点数 1対
種別 新宿区指定有形文化財 彫刻
構造・寸法 総高 212.0cm 像高 75.0cm
像幅(頭~尾) 90.0cm 像奥(体幅) 40.0cm
台座高 137.0cm 台座幅 119.0cm 台座奥 51.0cm
素材・仕上げ等 銅造
年代 文政4年(1821)
指定・登録年月日 昭和59年11月2日
所有者 花園神社
アクセス 東京メトロ、都営新宿線「新宿三丁目」駅から徒歩5分
概要  文政4年に内藤新宿の氏子たちによって寄進された、区内で唯一の銅造の唐獅子で、靖国通り側の参道に雄(阿形)・雌(吽形)一対で置かれている。
 頭は4部分(上頭部・顔・後頭部・髪)に分けて鋳造し、体も胴から後足、前足、尾の3部分をそれぞれ左右に分けて鋳造したものを接合している。
 石造の台座は、上段にしめ縄の浮き彫りが表現され、下段には銅板に銘文が刻まれている。それによるとこの唐獅子は、彫物師佐脇主馬の製作した原型により、鋳物師初代村田整珉が鋳造したもので、台座は石工本橋吉兵衛の製作である。また発願者である内藤新宿下町の吉田屋善三郎・尾張屋林蔵・近江屋吉右衛門、援助者の若狭屋太兵衛・東力甚蔵、世話人の嶋名屋五郎兵衛らの名前も記されている。