林光寺の太子・高僧画像

  • 聖徳太子画像
  • 親鸞上人画像
  • 蓮如上人画像
  • 七高僧画像

画像数:4枚

所在地 新宿区南元町15-3 林光寺     
ふりがな りんこうじのたいし・こうそうがぞう
点数 4幅
種別 新宿区登録有形文化財 絵画
構造・寸法 画面寸法 縦 106.5cm 横 51.5cm
総寸法  太子-縦 182.3cm 横 74.6cm、親鸞-縦 186.2cm 横 78.0cm
     蓮如-縦 171.4cm 横61.0cm、七高僧-縦 170.5cm 横73.0cm
素材・仕上げ等 絹本 着色 掛幅装 
年代 寬延3年(1750)
指定・登録年月日 平成3年12月6日
所有者 林光寺
アクセス JR中央・総武線「信濃町」駅から徒歩10分
備考 文化財保護の観点から通常は非公開
概要  林光寺に伝来する4幅の画像で、わが国仏教の先達聖徳太子、浄土真宗の宗祖親鸞、中興の祖蓮如、そして和漢の高僧7名(天親・龍樹菩薩・曇鸞・善導・道綽・圓光大師・源信和尚)を配した七高僧画像の計4幅である。
 この画像には奉納書附一巻が添えられており、それにより紀伊徳川家第七代藩主宗将(1720~1765)が、寛延3年(1750)7月に奉納したことがわかる。林光寺は紀伊徳川家下屋敷(現在の迎賓館赤坂離宮、赤坂御用地)に近く、何らかの関係があったものと推定される。また、別の文書中には宗将(菩提心院)自筆との記載もあり、署名落款はないが一部に筆を入れた可能性も考えられる。
 なお、4幅それぞれに裏書として寛延3年(1750)9月8日の年紀と法如上人の自著花押の入った賛が墨書されており、異筆で願主として林光寺第二十五世住職・性廓の名が記されている。