林光寺の高僧先達連座画像

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所在地 新宿区南元町15-3 林光寺     
ふりがな りんこうじのこうそうせんだつれんざがぞう
点数 1幅
種別 新宿区登録有形文化財 絵画
構造・寸法 画面寸法 縦 116.1cm 横 38.4cm
総寸法 縦 194.2cm 横 62.0cm
素材・仕上げ等 絹本 着色 掛幅装
年代 14世紀末(南北朝時代)
指定・登録年月日 平成3年12月6日
所有者 林光寺
アクセス JR中央・総武線「信濃町」駅から徒歩10分
備考 文化財保護の観点から通常は非公開
概要  わが国仏教の先達として、浄土真宗で信仰のあつい聖徳太子とその侍臣及び、真宗系の高僧の肖像を配置した連座画像である。
 絵柄は、中央に上から法然上人(源空)と恵心僧都源信を配し、左右に西仏・信性・親鸞・聖覚・(不明)・法善・真仏・信空の8名の先徳を配列する。源信の下には仏教の先達である聖徳太子をおき、その周囲に小野妹子・蘇我馬子・日羅上人・百済博士学哿・阿佐太子・恵慈法師ら太子と縁の深い人物が取り巻く形で配置されている。各像主は大きく重なり合うように描かれ、表情は個性的である。
 製作年代や作者は不明であるが、絵絹の劣化具合や僧侶の袈裟等の表現、また法然が比較的下に配置されている様式からみて、南北朝時代頃の作品と推定される。