善慶寺の梵鐘

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所在地 新宿区富久町2-12 善慶寺     
ふりがな ぜんけいじのぼんしょう
点数 1口
種別 新宿区登録有形文化財 工芸品
構造・寸法 高さ 125.3cm 口径 67.7cm
素材・仕上げ等 銅造
年代 元文4年(1739)
指定・登録年月日 平成18年3月7日
所有者 善慶寺
アクセス 都営新宿線「曙橋」駅から徒歩5分
概要  善慶寺第五世沙門貞祐・貞岳が願主となり、元文4年(1739)に完成した。江戸鋳物師大田近江大掾藤原正次の鋳造による銅造の梵鐘。
 竜頭は中央に宝珠を持つ両頭式で、上帯は無文。下帯は連続唐草文を鋳出す。撞座は八葉複弁の蓮華文で、竜頭の長軸線上の縦帯に2個配されている。
 銘文は、池の間一区、二区、三区、四区に、鐘銘、撰人、願主、鋳造年、鋳物師名などが陰刻され、また撞座のある縦帯に「南無阿弥陀仏」と陽刻されている。
 江戸鋳物師の鋳造技術が頂点に達しようとした時期より少し下がる時期である元文4年に鋳造されたものであるが、写実的で精巧かつ精悍に仕上げられた竜頭や乳の形状の入念さ等、その技術的特徴がよくあらわれている。当時、江戸鋳物師を代表する鋳工の一人であった大田正次の鋳造技術を知る上でも貴重な鐘といえる。