経王寺の大黒天像
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所在地 | 新宿区原町1-14 経王寺 |
ふりがな | きょうおうじのだいこくてんぞう |
点数 | 1軀 |
種別 | 新宿区指定有形文化財 彫刻 |
構造・寸法 | 総高 21.0cm 像高 12.5cm 像幅(俵横幅) 8.2cm 像奥 9.4cm 台座高 8.5cm 台座幅 12.7cm 台座奥 12.0cm |
素材・仕上げ等 | 木造 一木造り 彫眼 黒漆塗台座 小槌のみ金箔張り |
年代 | 不明(室町時代頃か) |
指定・登録年月日 | 昭和60年(1985)7月5日 |
所有者 | 経王寺 |
アクセス | 都営大江戸線「牛込柳町」駅から徒歩1分 |
ホームページ | https://www.kyoouji.gr.jp/ |
備考 | 年6回の甲子の日のみ公開 |
概要 | 大黒頭巾をかぶり、右手に小槌を、左手には肩に背負った大袋を持ち、俵上に立つ大黒天像である。通常の姿であるが、普通は円満な微笑面が多いのに対し、険しい表情をしている点が珍しい。 寺伝によると、この像は日蓮上人の弟子でのちに日蓮肖像彫刻の名手として多くの作品を残した日法上人(1259~1341)の作と伝えられ、もとは身延山久遠寺にあったが、慶長3年(1598)現在地に堂を建て移したものという。寛文10年(1670)、寛政4年(1792)と度重なる火災にみまわれたが、いずれも焼け残り、「火伏せ大黒」と称される。また、新宿山ノ手七福神としても信仰を集めている。 |