布袋像の水鉢
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所在地 | 新宿区西早稲田2-1-11 穴八幡宮 |
ふりがな | ほていぞうのみずばち |
点数 | 1基 |
種別 | 新宿区指定有形文化財 工芸品 |
構造・寸法 | 総高 147.0cm 布袋像―像高 91.0cm 像幅 128.0cm 水鉢―高さ 56.0cm 直径 75.0㎝ |
素材・仕上げ等 | 石造 |
年代 | 慶安2年(1649) |
指定・登録年月日 | 昭和60年10月4日 |
所有者 | 穴八幡宮 |
アクセス | 東京メトロ東西線「早稲田」駅から徒歩3分 |
備考 | 慶安2年造立の水鉢は文化財保護の観点から通常は非公開。現在境内には新しく造立した布袋像の水鉢が置かれている。 |
概要 | 慶安2年(1649)に造立された区内で最古の手水鉢で、左膝を立てた布袋尊が右脇に円形の水鉢を抱えた大変珍しいものである。 水鉢には銘文が刻まれているが摩滅が著しく、年紀以外は判読が難しい。社伝によると、この水鉢は造立当初は江戸城吹上御苑の庭園に置かれていたが、間もなく穴八幡宮の社殿が完成したため、三代将軍徳川家光(1604~1651)により奉納されたものだと伝えられる。 なお、劣化防止の観点から、現在、本水鉢は別途保存されており(非公開)、参拝者は新しい水鉢を拝観できる。 |